TOKICO製ガバナは低圧用から高圧用まで幅広くシリーズ化しており地区供給用、ボイラ供給用などに優れた性能を発揮します。
特長
優れた応答性、制御性
感度の高いパイロットを採用しており、設定誤差が小さくわずかな圧力変動に対しても直ちに応答します。また、急激な負荷変動に対しても安定した制御を行います。
低圧においても優れた特性
全閉時の締切昇圧が小さく、また、機種によりオフセットも9.8kPa以下で、微小流量から大流量まで安定した制御が行えます。
ノンブリード形の安全設計
パイロットのブリードガスは、ガバナの出口側へ逃す構造になっており、大気中にガスを放出することがなく安全です。
独特な構造
ボディは、ケージガイドの単座弁で、堅牢な構造です。また、内機部品は、圧力バランス形ですので、流体による反力が小さく、高圧においても安定した制御が行えます。
完全閉止
ボディのシート面はソフトシートを採用しており、完全閉止ができます。
小形大容量で容量変更も容易
ボディ内のガスの流れがスムーズなため、小形でも大きな容量が得られます。また、内機部品の交換により、容易に容量を変更することができます。
簡単な低騒音化
標準ガバナの内機部品を交換するだけで、容易に低騒音ガバナに改造できます。(標準ガバナに比較して、約20dBの騒音が低減できます)
開度指示機構付
コンパクトな開度指示機構付のため、組み付け、調整が容易です。
メンテナンスが容易
内機部品は、はめ込み式で構成部品の数が少なく、分解、組み付けが容易です。